
イキなラインナップで楽しませてくれる映画館
「早稲田松竹」へ行ってきました。この日は
「人生に乾杯」と
「サンシャイン・クリーニング」の二本立て。両作品とも「厳しい現実」「その現実からの脱却」「人生とは?」というキーワードで結びついてるのかもしれないなぁ。
そして心を奪われたのが『サンシャイン・クリーニング』。何をやっても「不器用な生き方」しかできない姉妹と、その家族を描いたこの作品は、コミカルで、物悲しくて、そして愛に満ちていました。
「どうだい! これぞ人生でしょ!」っていう声がスクリーンの向こうから聞こえてくるみたい。ホントにホントに素敵な映画で、何度も繰り返し観たいと思いました。
クリント・イーストウッドの『グラン・トリノ』級かな? 僕的には。

“何をやってもうまくいかない姉妹”が一発奮起で挑んだ仕事は「事件後のクリーニング」。血が飛び散った“事件現場”をキレイに清掃する仕事はエグイけれど儲かる…。で、付けた会社名が「サンシャイン・クリーニング」(笑)
そこで巻き起こるさまざまなエピソードは観る人を飽きさせず、ラストまでグイグイ引き込んでいきます。

生きてりゃイイこともあるし、イヤなこともあるさ。
人生とはそんなもの・・・。
そんな当たり前のメッセージを改めてこの作品を通して受け取ったとき、なんというか…、「生きる勇気」みたいなものが僕の中に沸々と湧き上がるのを感じましたね。
たかが映画で…ですよ。これってすごい事だと思うんです。淡々とした映画だけど、それさえも僕たちの日常に酷似していて、その空気感が好印象。
映画評論家の故・水野晴郎さんじゃないけれど、「映画ってホントに良いもんですね!」って言いたくなるような、そんな素敵な映画が『サンシャイン・クリーニング』なんです。
3月にDVDが発売されるみたいですね。
機会があればぜひ一度ご覧になってみて下さい。
『サンシャイン・クリーニング』公式サイト